EP.02|恋愛迷子だった私が、20代後半で感じた焦り

ー婚活の手帖

婚活をしていた頃のことを思い返すと、「どうして婚活を始めたの?」と聞かれることが多かったことが思い出されます。

でも実は、その前に思い出すことがあるんです。

恋愛そのものが分からなくなっていた、あの頃の私のこと。

当時は、それが普通だと思っていました。

でも今振り返ると、「恋愛迷子」だったんだなって思います。

休日の夜、恋愛ドラマをぼんやり見ながら、

「みんな、こんなふうに人を好きになれるんだ。」

そんなことを、どこか他人事みたいに感じていました。

そんな私は、昔から恋愛に消極的なタイプ。

好きな人ができても、自分から気持ちを伝えることはできませんでした。

「もし断られたらどうしよう。」

「恥ずかしくて立ち直れなかったらどうしよう。」

今なら分かるんですけど、あれはプライドだったんですよね。

傷つくのが怖くて、一歩踏み出せませんでした。

そんなふうに過ごしてきたからなのか、いつの間にか「人を好きになる」っていう感覚まで分からなくなっていました。

それでも、恋愛はしたかったんです。

誰かを好きになって、その人と一緒に過ごしたい。

そんな気持ちだけは、ずっと心のどこかに残っていました。

気づけば20代後半。

恋愛経験は少ないまま、年齢だけを少しずつ重ねていきました。

(この時の切ない気持ちは忘れられませんね笑)

周りでは友達が結婚し始めて、新しい生活をスタートさせていました。

気づけば彼氏がいないのは、自分を含めて仲の良い友人一人だけ。

この頃から、「このままで大丈夫なのかな」という焦りが、少しずつ大きくなっていった気がします。

そんな中、飲み会や合コンに誘われることも増えて、新しい出会いも自然と増えていきました。

「動かなきゃ何も始まらない。」

そう思って、誘われたらできるだけ参加するようにしていました。

でも、出会いが増えるほど、あることに気づいてしまったんです。

私は、人を好きになれない。

優しい人もいました。

「また会いたい」と言ってくれる人もいました。

それなのに、「好き」という気持ちだけが、どうしても湧いてこない。

好きって何だろう。

何をもって「好き」になるんだろう。

周りのみんなは自然に恋愛しているように見えるのに、私だけ何か大事な感覚が抜け落ちているような気がしていました。

今思うと、「恋愛迷子」って、まさにあの頃の私のことだったんだと思います。

それからは、自分自身と向き合う時間が続きましたね。

出会う人は増えても、その後もやり取りが続くのは2〜3割くらい。

私は、ちゃんと相手を知って、その人を好きになってから付き合いたいタイプでした。

だから、焦って付き合うことはできませんでした。

でも、どれだけ頑張っても、その先の「お付き合い」まで進むことはありませんでした。

「それってもう婚活じゃない?」

そう思った方もいるかもしれません。

でも、私の中ではまだ違ったんです。

あの頃の私は、「結婚相手を探したい」というより、「好きになれる人に出会いたい」と思っていただけでした。

そして、このやり取りを何度も繰り返すうちに、一つの現実に気づきました。

年齢への焦り。

周りの環境の変化。

そして、隣に誰もいないという現実。

私はもう、「好きな人を探す」だけでは前に進めないのかもしれない。

そう思うようになり、少し寂しい気持ちがありました。

恋愛の延長線上に結婚があると、ずっと思っていたからです。

でも気づけば、「結婚を見据えてお付き合いできる人」を探す年齢になっていました。

今思えば、このときが私の気持ちの大きな転機だったんだと思います。

「恋愛をしたい」から、「結婚を考えられる人に出会いたい」へ。

少しずつ、私の考え方は変わり始めていました。

次の記事では、そんな私が「婚活を始めよう」と決意した、本当のきっかけについて書いてみようと思います。

コメント